ここでは Microsoft Windows 98 (4.10.1998) にもとづいて説明しています。
「」はメニュー項目等を表しています。[]はお客さまのユーザIDや設定によって変わるところです。
文中の例では、接続用IDを " hi/aaz00001 " として説明しています。
症状・エラー
対策・解決方法
● アクセスポイントの電話番号が間違っている場合などがあります。
● アナログモデムの場合、ダイヤル音の後に「ピー、ガー」という音が聞こえましたか?
ダイヤル音の後に「ピー、ガー」という音が聞こえていたのであれば、アクセスポイントまでの通話はできていると考えられます。その後、このエラーメッセージが出たのであれば、下記のリンクをご参照ください。
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ダイヤルアップ接続のトラブル解決方法: Windows 98 K56flexやV.90モデム使用時のトラブル
また、ダイヤルの音が聞こえていて、その後「ピー、ガー」という音が聞こえないという場合は、アクセスポイントまでの通話ができていないかもしれません。以下の設定を確認してください。
●ダイヤル先として設定されている電話番号が、正しく設定されているかどうか確認してください。
1.「マイ コンピュータ」から「ダイヤルアップ ネットワーク」を開きます。
2.「ダイヤルアップネットワーク」の中の[hi-ho]アイコンをダブルクリックします。
3.表示された「接続」の画面で、「ダイヤルのプロパティ(D)...」ボタンをクリックします。
4.「ダイヤルのプロパティ」の画面で、「電話番号:」の部分を確認してください。
電話番号の前に余計な数字がついている場合は以下のように設定します。
・「国名/地域(Y):」: 「日本」を選択
「所在地からの通話」の枠内
・「外線発信番号:」の「市内通話」と「市外通話」: 空欄にする
※不要な数字が入っている場合は消去する。
・「キャッチホン機能を解除する番号(W):」: チェックしない
・「長距離通話に使用する通話カード(U):」: 通常チェックしない
また、念のために市外局番を含めてダイヤルを試してみましょう。
・「市外局番(C):」: 000 に設定
※市外局番「000」はどの市外局番とも一致しないので、どこへかけるにも市外局番が付加された状態でダイヤルを行います。
※電話番号が表示されていない、あるいは間違っている場合は、電話番号が全角文字で入力されているか、あるいは不正な文字が含まれている可能性があります。
上記の設定を行っても改善しない、もしくは電話番号そのものが間違っていた、という場合は次に進んでください。
● 電話番号が間違っている場合は、ダイヤルアップネットワークのプロパティから修正を行います。
1.「マイ コンピュータ」から「ダイヤルアップ ネットワーク」を開きます。
2.「ダイヤルアップ ネットワーク」の中の[hi-ho]アイコンを右クリックして、表示されたメニューから「プロパティ(R)」を選択します。
3.「[hi-ho]」の画面の「全般」タブが表示されます。
ご利用のアクセスポイントの電話番号を確認して、「市外局番(R):」「電話番号(P):」を半角数字で入力してください。
また、「国番号(U):」が「日本 (81)」になっていない場合も電話番号間違いの原因になりますのでご注意ください。
● 電話番号があっていても通話ができていないかもしれません。
発信音(ダイヤルトーン)を待たずにダイヤルする設定にしていると、仮にモジュラーケーブルが抜けていたとしてもダイヤルを行い、その後このエラーメッセージが出てしまいます。
1.「マイ コンピュータ」から「ダイヤルアップ ネットワーク」を開きます。
2.「ダイヤルアップ ネットワーク」の中の[hi-ho]アイコンを右クリックして、表示されたメニューから「プロパティ(R)」を選択します。
3.表示された「[hi-ho]」の画面の「全般」タブで、「接続の方法(N):」枠内の「設定(C...)」ボタンをクリックします。
4.表示された画面から「接続」タブを選択し、以下を確認します。
「接続オプション」の枠内
・「トーンを待ってからダイヤルする(W)」: チェックが入っていなければチェックを入れる
※まずは発信音(ダイヤルトーン)を待つ設定にして試してみましょう。
これでもう一度接続を試して、エラーメッセージが「エラー680: 発信音が聞こえません。」というものに変わる場合は、下記のリンクをご参照ください。
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ダイヤルアップ接続のトラブル解決方法: Windows 98 エラー「発信音が聞こえません」